Javaを扱えるエンジニアのキャリアプラン

Javaといえば、処理速度の速さやプラットフォームに依存しない点、またライブラリの豊富さやIDEの使いやすさなどが優れており人気のプログラミング言語である。今でもさまざまなシステム開発の現場で用いられている言語であるが、このJavaを扱えるエンジニアにはどのようなキャリアプランがあるのだろうか。
まずは、Javaエンジニアとしての技術をさらに追求して、スペシャリストになる道が挙げられる。
Javaスペシャリストは文字通り、Javaの言語使用やテストといった幅広い分野に対して深い知識を有しており、かつ品質の高いコーディングができる人のことを指す。通常のJavaエンジニアよりも短い時間で高品質なプログラムを組めるため、プロジェクトでは重宝される存在となり年収も高くなる傾向にある。

また、Javaについて精通しているのであれば、Javaを使ったシステム開発の上流工程を担うマネージャーへの道も候補としてあるだろう。
マネージャーはクライアントの要望をヒアリングして設計に落とし込み、予算に基づいてプロジェクトメンバーを構成してスケジュール通り作業が進むように管理する重要な役割を持つ。クライアントの業務を理解して的確な機能実装を提案できる知識や、プロジェクトを取りまとめるための高度なマネジメントスキルも求められる職種だ。
このように技術をさらに磨くもよし、上位職へと進むもよしでJavaエンジニアのキャリアパスは幅広いため、自分が進みたい道を今のうちから考えておくと良いだろう。